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心臓血管外科医

​德永 蔵人

​-専門分野-

​外科・救急・集中治療

​-専門医等-

日本救急医学会救急科専門医

日本外科学会外科専門医

日本集中治療医学会集中治療専門医

下肢静脈瘤に対する血管内治療実施基準による実施医

腹部ステントグラフト実施医

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救急から外科
そして心臓血管外科へ

外科系急性期医療は学生時代から興味があり、外科と救急医療に携わることは医師になった時点で決意していました。救急医療に携わりながら外科の修練を4年積み更に専門的な外科の修練の機会を模索していました。大学院生時代に1年間、心臓血管外科で修練する機会を得て、その後更に当科の上野先生と知り合う機会がありこの道に進むことを決意しました。

心臓血管外科は一人では出来ないチーム医療です。また知識・技術・戦略が全てにおいて高いレベルが求められます。とても魅力的な分野でありこれまでの経験・知識を活かして更に成長できると思い米盛病院へ入職しました。

ステントグラフトを極めた山本先生、また一流施設で多くの経験を積まれてきた後藤先生と、ともに働ける当院での経験はとても貴重です。心臓血管外科は一つ手順を間違えれば生死に直結する分野で緊張は絶えませんが、経験の豊富な先生方と充実した日々を過ごしています。

医療者として

食べることが趣味ですが、患者さんに啓蒙する立場であり健康にもきちんと気を遣っているつもりです。普段はノンアルコールと低カロリーの食事摂取で過ごすようにしています。お酒は日本酒をベースに何でも飲み、食事は中華料理は特に毎日食べても全く飽きませんが、フレンチ、イタリアン、和食と何でも偏りなく好きです。ゲテモノ料理は興味はありますがちょっと小心者なので遠慮しています。鹿児島で地酒を含め色々な焼酎を経験したいと思っています。また、大学院生の時にプログラミングと統計の必要性に気付かされました。現社会において医療に限らずこの二つの技術は欠かせないものになりつつあります。単純な事務作業から高度な診療技術補助に活かせるよう勉強をし続けています。

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自分の人生のテーマとして

1952年に公開された黒澤明監督の作品「生きる」は学生時代一番衝撃を受けた映画です。個々の人生観が投影されたこの映画は、自分の人生の永遠のテーマになっています。医療者として他人の人生に携わることが多く「生きるとは何か?」ということはいつも考えさせられます。一生かかっても正解のないテーマだと思っていますが、専門分野に固執することなく医療を通じて、多職種・患者さんから多くのことを学び正解に少しでもたどり着ければと思っています。

これまでとこれから

医療の世界に携わりながら社会との接点に興味をもって過ごしてきました。「ペシャワール会」の亡き中村哲先生の講演を聴きに行ったり、卒後すぐから途上国医療に関わっていらっしゃる吉岡英人先生が運営されている「ジャパンハート」のカンボジア診療に携わったりしました。

医療は公衆衛生、啓蒙、支援、医療システム、治療、研究といろんなことから成り立っていると認識しています。臨床現場で働く身として、知識と技術は制限無く伸ばし続け良質な医療を提供したいと思っています。

また、大学院生時代の研究経験も当院で活かしたいと思っています。外科系の医療者、工学系の研究者をつなぐ形でトランスレーショナルリサーチの立ち上げをおこないたいです。小さい頃の夢は、空飛ぶ自動車を作りたいでした。あの頃は夢みたいな事ですが、今では現実になっています。諦めることなく臨床・研究どちらにも邁進していきたいと思っています。

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