下肢静脈瘤

下肢静脈瘤は脚の静脈の病気です。瘤は血管がコブのようにふくらんだ状態のことをいいます。脚の静脈に瘤ができることを下肢静脈瘤といいます。下肢静脈瘤は良性の病気ですので、急に悪化したり命にかかわることはありません。

下肢静脈瘤の一例

症状

下肢静脈瘤は、脚のだるさや、むくみなどの症状が慢性的に生じて、生活の質に影響がでてきます。まれに湿疹ができたり、皮膚が破れ潰瘍(かいよう)ができるなど重症になることがあります。脚にボコボコしたものがあると、気になられる方は受診をおすすめしています。

症状_むくみ.jpg

脚のだるさ・むくみ

主な検査

下肢静脈エコー.JPG

下肢静脈超音波検査

超音波検査(エコー)では、脚の静脈や動脈を観察して、血管の構造と機能を診断する検査です。超音波(周波数の高い音)の照射と検出の両方を行うプローブから超音波が照射され、体内の臓器等に当たって跳ね返ってきた反射波を利用して動画を生成します。

治療

治療は「保存的治療」、「カテーテル治療」を実施しています。保存的治療は生活習慣の改善や弾性ストッキングなどで症状を改善したり、進行を予防します。症状が進行した場合はカテーテル治療になります。静脈瘤の状態によってはカテーテル治療ができない症例もあります。この場合は、静脈瘤の状態に合わせた他の治療法をご提案いたします。

カテーテル治療

静脈瘤のある脚の静脈の中に細長い管(カテーテル)を入れ、内側から熱を加えて焼灼します。下肢静脈瘤血管内焼灼術といわれる手術です。焼いた静脈は、治療後半年ぐらいで吸収されてなくなってしまいます。局所麻酔で細い管を差し込むだけなので、体に負担が少ない低侵襲治療です。当院ではレーザーを用いたレーザー治療をおこなっています。

​レーザー治療のイメージ図